北本の雑木林
北本市にはマチナカに多くの雑木林が残っています。「林」の大きさは、テニスコートほどの小さなものから、絵線路沿いに1.3㎞も続く大きな林まで様々です。木の種類は林ごとに違いますが、クヌギ・コナラなど、冬に葉を落とす木々が多くを占めています。秋にはたくさんのどんぐりが見つかります。北本の雑木林の多くは、林の中に小道が整備され、中を散歩することが出来たり、ベンチでゆっくり過ごすことができます。
雑木林の会の取組
市民の暮らしに静かに寄りそう「雑木林」。育ててきたのは、「北本雑木林の会」という市民団体です。(1991年結成)。活動を始めた当初は、個人所有である多くの林は放置され、荒れ果てた状態であったそうです。そこで会が林の持ち主と交渉して掃除を行い、保守管理を行うことで、地域に開かれた林として、現在でも維持管理が行われています。
林を守り育てる
雑木林の多くは個人所有のため、その数は年々減少していますが、会では様々な活動に取り組んでいます。夏場は草刈り、秋から冬にかけては、落ち葉掻きや伐採選定など、雑木林を守る作業は沢山あります。雑木林の会では、毎月の活動日に集まり、わいわい楽しみながら活動を行っています。
林に遊びに行こう
秋の気配を感じる雑木林で「雑木林を楽しむ集い」が開催されます。ぜひ足をお運びください。
『雑木林を楽しむ集い』
日時:2022年10月30日(日) 10時から15時
会場:JR沿いの雑木林(南西林)
主催:NPO法人 北本雑木林の会