北本市にある『べったら漬専門 鈴木食品』では、昭和46年の創業以来、べったら漬一筋に約半世紀、江戸時代から親しまれてきた伝統の味を造り続けています。

こだわりは、化学調味料は使用せずに、砂糖には純度が高くクセの無い「白ざらめ」のみを使用。すっきりとした味わいで、ついつい何切れも食べてしまう飽きの来ないべったら漬を目指しています。

北本市ふるさと納税返礼品にも登録されており、沢山の方からお申込みを頂いている、人気の返礼品です。北本市にある製造工場に伺い、その工程を見せて頂きました。

本造りべったら漬ができるまで

本漬け
全国の農家から仕入れるこだわりの大根を使用。塩押し大根を丸ごと大きなタンクに入れ、砂糖で味付けをしていきます。7日程度、冷蔵庫で味を染み込ませていきます。

成形・計量
主に百貨店やスーパーなどにべったら漬を卸している鈴木食品では、さまざまな種類・サイズ・味付けのべったら漬を製造しています。お客さまのオーダーに合わせて、大きさや重さが一律になるよう、一つひとつ丁寧に、手作業で切っていきます。

袋詰め・箱詰め
整えられたべったら漬は、パッケージに入れられ密封、加熱処理されてから箱詰めされます。こうして、北本から全国各地においしいべったら漬けが届けられています。

べったら漬とは?

触感が、「べたべた」「べっとり」しているところから「べったら」と名付けられました。江戸時代に日本橋でうぶ声をあげた東京を代表する名産品で毎年10月19日には、べったら漬発祥の地である日本橋大伝馬町にある宝田恵比寿神社のえびす講の前夜祭として、今でも「べったら市」が行われるほど皆様に親しまれている漬物です。

伝統の味を守り続ける

「伝統あるべったら漬専門製造メーカーとして、今日まで続けてきた手づくりの味を忘れずに更に美味しく、安心して食することの出来る商品づくりを念頭におき、今まで以上の愛情をそそぎ、皆様の食卓へお届けできるよう努力していきたいと思います」