暮らしの楽しむ暮らしの学校

北本の自然や豊かな食を学び暮らしを楽しむ学校『&green暮らしの学校』。各回のフィールドワークでは、テーマごとの先生と一緒に、季節を彩る様々な北本の食や自然を、体験を通して一緒に学んでいく連続講座です。2020年以来、様々な講座が開催されています。

ひっそりと残る秋の味覚

2022年9月23日に「暮らしの学校 今井さん家で栗拾い」が開催されました。参加されたのは、小さなお子さんから90歳代のおじいちゃんまでの約30名程。会場となるのは、北本市荒井地区で農業を営む今井農園さん。お宅は北本自然観察公園に面しており、周辺は野菜の畑や果樹林が広がるのどかな場所。参加者はお宅前の芝生に集合して少し離れた栗畑に向かいます。

最初に今井農園の今井さんから、栗のことや周辺のことの教えてもらいます。
「栗林は昔はたくさんあったんだけどね。落ちたイガの始末が大変だったりで、もうずいぶん少なくなりました」
「子供のころは朝晩と一日2回拾って、近くの市場に届けていました。もう正直拾いたくないくらいなんです(笑)」

栗林までは歩いて10分ほど。皆で並んで向かいます。

ピカピカな栗を拾う

栗畑につくと栗拾いのスタート。今井農園では3種類の栗を育てていますが、この時期は「利平」という栗だそうです。利平栗はイガから離れて栗だけが落ちてくるので、地面にはピカピカの栗がそこかしこに落ちています。バケツ一杯に栗を拾っていきます。

賄いごはんも今井農園のお野菜で

賄いのごはんはGOHAN-MAYUさんがつくる、栗おこわと坊ちゃんカボチャのおみそ汁。栗も坊ちゃんカボチャも今井農園産。今井さん宅にある薪のカマドで蒸しあげた栗おこわ。食べている間に、マユさんが献立のレシピを紹介してくれます。皆で食卓を囲み、賄いごはんを頬張ります。最後は皆で収穫から選別までした栗をお土産に。北本の秋を感じる一日になりました。

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