トマト尽くしのご当地カレー

埼玉県北本市は大正時代からトマト栽培を行うトマトのまち。『北本トマトカレー』は、トマトのおいしさを知り尽くした北本市だからこそ生まれた、大人も子供も楽しめるカレーです。ライス・ルウ・トッピングにトマトが使われたトマト尽くしのカレーは2011年に誕生しました。市内を中心とした飲食店でも食べることができ、北本トマトカレーの提供店は現在では10店舗以上に広がっています。全国のカレーグランプリにも参加しており、カレーのまち横須賀市で毎年5月に開催されている『全国ご当地カレーグランプリ』ではグランプリを2度受賞。北本トマトカレーは全国各地のグランプリで何度も優勝に輝く日本一のご当地カレーです。

北本トマトカレーが食べられるお店はこちらから(北本トマトカレーの会公式WEBサイト)

大正14年から続く北本のトマト栽培

埼玉県北足立郡石戸村(現北本市)でトマト栽培が始まったのは、大正14年(1925)です。当初の栽培はトマトの種子をアメリカに輸出する目的で行われ、その後、村で果肉利用が計画される中、昭和2年(1927)「トマトクリーム」が開発されました。トマトクリームは国産初の無着色ピューレといわれ、そのため各地から視察が相次ぎ、さらに精養軒、千疋屋、帝国ホテルなどの食品部からも高評価を得ました。

生で食べる選果されたトマトの出荷も行われ、「石戸トマト」のラベルが印刷された薄紙に一個ずつ包まれ、収穫期の7月~9月に東京の神田市場で取引がされていました。石戸トマトやトマトクリームは戦争中に生産を中止しましたが、昭和の一時期は全国的な名声がありました。戦後、トマト生産も再開され、「北本トマト」は北本市のブランド農産物になりました。そんな北本市自慢のトマトを贅沢に使ったご当地グルメが「北本トマトカレー」なのです。

北本市の石戸トマトとは?日本のトマト栽培や加工の歴史も解説(和楽WEB)

『土浦カレーフェスティバル』2度目のグランプリ受賞

2023年11月25日(土)26日(日)に行われた、土浦カレーフェスティバル『C-1グランプリ』にて『北本トマトカレー』が2016年以来、2度目のグランプリを受賞しました!イベント開催前から購入待ちの行列ができ、行列の絶えない人気店として、2日間合計で950杯を売り上げました。

『土浦カレーフェスティバル』C-1グランプリで北本トマトカレーが2度目のグランプリ受賞(北本トマトカレーの会WEBサイト)

グランプリの味をご家庭で

北本トマトカレーの会では、グランプリの味をご家庭で手軽に味わえる『北本トマトカレーレトルト』を販売しています。埼玉県北本市の特産トマトをふんだんに使った、キーマタイプのスパイシーカレー。酸味とうま味がハーモニーを奏でる今までにない爽やかなカレーです。グランプリ優勝のオリジナルレシピを忠実にレトルトカレーとして再現しました。

『北本トマトカレーレトルト』は北本市観光協会オンラインショップにてお買い求め頂けるほか、『北本市ふるさと納税』にてお選び頂けます。

北本市ふるさと納税 全国ご当地カレーグランプリ優勝 北本トマトカレー 200g ×5個(ふるさとチョイス)

3月頃からは採れたてトマトが購入できる、トマト農家の直売所が市内で続々とオープンします。木で熟した完熟北本トマトと日本一のご当地カレー『北本トマトカレー』。どちらも北本が誇るブランド産品です。こだわりの味をぜひご賞味ください。

50年以上トマトを作り続ける『加藤トマト園』のこだわり #北本良品