こちらの記事は『きたもとスコープ 池上さんの話 前編』からの続きです。後編では北本での過ごし方や、最近の関心など「池上さんの話」は続きます。

***

―友達の声掛けもあって北本に戻ってきたと伺いましたが、地元に残ってる友達は多いんでしょうか?

そうですね、仲が良かった友達は割と残っていますね。最近は友達が監督を務めるソフトボールチームの試合に参加したり、友達と週1ぐらいで会ったり遊んだりしています。そういう意味では全然退屈はしないですね(笑)。僕自身、1人で過ごすのが好きなタイプなので、たまにそういう友達と会うくらいの距離感がちょうどいいのかなと感じています。

 

―友達と遊んだり、ソフトボールチームに参加したり、充実していますね。ほかにはどんな活動をしているんですか?

知り合いのお仕事で、何でも屋さんをやってる人がいるんですけど、そのお手伝いとかもしています。

ソフトボール試合の様子

―何でも屋さん!面白そうですね。

面白いですね。重機も運転するし、窓ガラスを運んだりとか、あとはビニールハウスを作るから、そこの整地をするとか。そういうお手伝いをさせてもらっていますね。

あとは自分でもブログを書いたり、たまにYouTubeで動画投稿もしています。何かコツコツ自分1人でやれることが好きなんだろうなって思いますね。でも個人事業とかではなく、ただ単純にやりたいことや興味のあることに片っ端から手をつけてるっていう感じですね。

 

―すごく楽しそうです。どんな仕事内容があったのか、順番に紹介してほしいですね(笑)

どんな成果が出るとかは、全然わかんないんですけど(笑)。でも今まではずっと正社員としての働き方しかしてこなかったので、いろんな働き方を経験してみたかったんです。地元に戻ってきたんだから、いろいろ挑戦したいなって思ってますね。

 

みどりと広報部に話を戻しますが、実際に参加してみていかがでしたか?

北本の知らない場所や、同じ北本で暮らしている知らない方々の姿を見られたのは、自分にとってのプラスになっていると思います。フィールドワークでいろんな人のもとへ取材に行ったり、お店をひらいている人の気持ちを知れたり。自分が知らない生き方や、働き方を知れたのは良かったと思いますし、もっと深掘りできる部分がありそうだなとも感じますね。その人たちが生き生きと喋ってる様子とか、その話を聞いたり深掘りしていくのが、自分は好きなんだと思います。

 ―なるほど。池上さんが今思う、北本のおもしろいポイントなどありますか?

そうですね、イベントとか地域との繋がりは多くなってきてるのかなって思います。それと、個人が活動できる場が増えてきたなと。それは暮らしの編集室やシティプロモーション担当の方々の活動があるからなのかなと。そういう場が増えているから、やりたいことがある人の思いが形になって、生み出されるようになってきてる、そこが北本市の面白いところというか、今自分が感じてる昔と違うポイントですね。

 

―ありがとうございます。最後に今後やってみたいことや、興味があることについて教えてください。

地元に戻ってきたので、少しでも地元に還元できるような活動もしていきたいです。自分が何かをして盛り上げていくというよりは、今北本で頑張ってる人たち、やりたいことをやってる人たち、好きなことを形にしようとしてる人たち、そういう人たちを応援する側に回りつつ、自分のやりたい何かを見つけられればいいなっていうのが、今の目標です。