市民ライター 酒井めぐみ
「田んぼの学校」仕舞い仕事〜稲わらリースのお飾り作り〜
年の瀬迫る2022年12月24日、北本市で活動する「荒川わらの会」さんのイベント、『田んぼの学校 仕舞い仕事 稲わらリースのお飾り作り』が開かれました。
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こちらの記事は「田んぼの学校」仕舞い仕事〜稲わらリースのお飾り作り〜前編からの続きです。
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思い思いの 仕上げ作業
仕上げ作業は、最も大切な、紙垂(しで)から付けていきます。紙垂は、神社などでおなじみの、特殊な形で垂らされている、白い紙。しめ縄につけられている場合は、神聖な場所という意味の境界線の役目があると言われています。
飯塚さんのご説明の通りに折っていくと…。
稲妻型になってきました!
紙垂ってこうなっていたんだなぁと、プチ感動。
左右を折り上げ、しめ縄に留めたあとは、縁起物を飾ります。
生花の材料は、会場「蕎麦 阿き津」さんのご厚意で、お庭の松やピラカンサスを、各々拝借させてもらいました。
その他、水引、扇など数種類の縁起物が用意されています。
どんな仕上がりにしていくか…あれこれ試しながら、形作っていきます。
完成!
仕上がりました。
こちらは筆者作のしめ飾り。
おかげさまで、満足の出来栄えとなりました。
皆さんのしめ飾りを見ても、どれも華やかです。
心嬉しいワークショップでした!
今日もお疲れ様、の、嬉しい野良飯
完成した頃、お昼の時間に。今日の野良飯は、お餅を中心としたメニューです。
お餅は、わらの会で栽培したもち米と古代米を使ったものも。
つき立てです!
彩りも綺麗、味も抜群の、嬉しいランチとなりました。
わらの会の野良飯は、いつも季節をしっかり感じられて、身体が喜ぶんです。
皆さんも、いい笑顔!
振り返って
今回の仕舞い仕事。
楽しい思い出とともに、より良い新年を迎えられそうな、世界にひとつのお飾りを持ち帰ることができました。
田植えした田んぼのそばで、稲わらの利活用のお話を聴けたことも、とてもよかったです。
文字だけの内容とは違う知識が、頭に入ってくる…日常のスマホ検索とは違う、生きた情報だったなと感じました。
一年を振り替えると、「田んぼの学校」では、このような楽しくて学びのある経験をさせてもらったなと感じます。田植え、稲刈り、仕舞い仕事。ほんの一部分ずつではありましたが、稲の1サイクルに、初めて関わることができ、実りある年となりました。
わらの会の皆さん、ありがとうございました!
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※一部の写真は、荒川わらの会facebookより掲載