2023年2月25日に市民ライター&まちびらき講座「つくること、みせること」が開催されました。当日はまちびらきプロジェクトに参加している人、友人に誘われて初参加した人含め、10人ほどが参加しました。
***
講師は黒川企画室の黒川早苗さん。黒川早苗さんは、北本の地域新聞「みどりと新聞」のデザイン/ディレクションや「みどりとまつり」のビジュアルデザイン。他にも音楽活動や展示など様々な活動を行っています。
今回は昨年末12月に黒川企画室で企画開催された「地図をつくる展」をケーススタディに、リサーチをもとにつくること、みせることについてお話を伺いました。
▶「地図をつくる展」
2022年12月22日〜29日に埼玉県吉見町にあるギャラリーsoilにて開催された展覧会。主催は黒川企画室。吉見町に息づく不思議な伝承あるいは強靭な物語性のある場所を、絵画あるいは写真によって表現し、探索家のような想像力に富んだ地図としてまとめました。会場では地図に加えて、絵画と写真の展示を行いました。
■黒川企画室 Twitter / Instagram
■ギャラリーsoil Twitter / Instagram
ケーススタディ「地図をつくる」展
自己紹介を済ませたあとは、黒川さんから「地図をつくる展」についてお話を聞きました。なぜ地図をつくることになったのか、地図のほかに会場で展示していた作品やその意図、展示にあたって制作した告知動画などをみせてもらいました。
30分ほどのお話のあとは、参加者から黒川さんへ質問や感想を伝えることに。新しい吉見の地図や展覧会についてなど、話題は多岐にわたりました。参加者のコメントに対してさらに黒川さんが返答したり、ファシリテーターを務める暮らしの編集室の2人もさらに話題を拡張するなどして、かなりの時間をかけたコメントタイムになりました。
参加者からのコメント
参加者からのコメントは各々が自分の活動の話を絡めつつ、独自の視点を生かした感想になっていました。参加者それぞれが何かしらの専門性やマニアックな部分を持っているので、その視点を通したコメントは十人十色でとてもユニークなものとなりました。
「きたもとまちびらき」では、2023年5月から6月の時期に、活動発表となる展示会を市内で開催する予定です。決まりましたらお知らせしますのでお楽しみに。