きたもとスコープ

スコープ( SCOPE)とは 光学機器の名称で望遠鏡(テレスコープ)、顕微鏡(マイクロスコープ)、潜望鏡(ペリスコープ)、などの種類があります 。

きたもとスコープでは「きたもとまちびらきプロジェクト」に参加する人々へのインタビューやレポート記事を連載します。同じ北本に集っていても、人が違えばみえている景色も違うはず。記事を通してその人の視点からきたもとの暮らしをのぞき見る。そんな連載です。

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「彼から『街の自転車屋さんが絶対いい』って言われて。街の自転車屋さんで自転車買うのってびっくりしたんです」

2022年秋ごろに北本市内に引っ越してきた阿部真乃さん。普段はフリーランスでお仕事をされています。生まれてからずっと東京で暮らしてきた阿部さんは、都外に住むのは今回が初めてだそうです。北本の生活は、今までの生活と全然違う体験ができると阿部さんは言います。そんな阿部さんからみた新鮮な北本の暮らしをのぞいていきます。

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この記事は #きたもとスコープ 阿部さんの話 前編 からの続きです。

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―深く北本を愛してますね。他にはどんなことに驚いたりしましたか

よく彼氏が言うんですけど「空が高い」って言い方するんですよね。私、その空が高いっていう表現が最初わかんなくて、北本に住む前は。なんか空が広いだったらわかるのに高いっていう言い方をするのが不思議で。空の位置って東京でも北本でも変わらないから、高さは同じじゃないですか。でも最近は、ただ単に建物がないから空が広く見えるっていうのとは違う、空の景色みたいなものが何かわかるようになって。

―どういう感じですか

確かに東京にいるときって雲とか近く見えてた感じがする。なんか遠近感なのか建物があるからそう見えるのかわかんないんですけど。あんなに空って遠くだったっけみたいな感覚になって。ちょっとした言葉のニュアンスなんですけど、それがなんかいいなみたいな感覚になりますね。結構何気ない景色もよく写真撮ったりします。家の近くの景色とかベランダから見えた景色とか、スーパーから帰る帰り道とかすごい撮っちゃいますね、つい。母が引っ越してくるまでの間とかは、よく家族LINEに家の目の前の景色とかって言って、マウントとるわけじゃないですけど送りつけてましたね。なんかね自慢したくなっちゃう。

(阿部さんが北本で撮影した景色たち)

それから、まちの人と繋がりや面識があるっていうのもすごくびっくりしました。彼氏と一緒にスーパー行ったときに「○○さん?」みたいな感じで声かけられて「あれ、お隣さんの××さん!」みたいな感じとか。配達業者さんとかとも10年以上の付き合いって言ってて「はい?」っていうか。年始に配達業者さんが来られて彼氏に出てもらったら「あれ○○さんこっちに引っ越されたんですか」みたいな。その前の家も知ってるし、実家も知ってて。「同棲されたんですね~」みたいな感じの立ち話してて、配達業者さんとこんなコミュニケーションすることある?(笑)
もちろん北本だけじゃなく他のまちでも同じように、そういったことはあると思うんですけど。私にとっては北本に暮らし始めて、初めて気づくみたいなことがすごいたくさんありますね。

―そういう人との距離感とかは面倒くさいなって感じたりはしないんですか

全然ないですね。地域の人と関わりたいとか、田舎に憧れとか全くなかったほうなのに、全然嫌な感じもしないですね。程よい距離感のコミュニケーションみたいなところが、すごくちょうどいいというか心地がいいな。いやぁ、いいまち。

―最後に、きたもとでお気に入りの場所があれば教えてください

どこだろうな。私は結構どこか1つというよりかは、やっぱりこうまわるのが楽しいなっていう感じで。東京に住んでいたころは自転車も乗る機会がなかったし、イベント的な時間を過ごすために外に行くっていう感じで。ちょこちょこ出かけるってことがあんまりなかったんですよ。

でも北本にいると「まち」が小さいからか、すぐさっと出かけられます。お気に入りのスポットとしては桜国屋さんとか。17号線沿いにあるJAの直売所ですね。ゲオがあるところにもちっちゃい無人販売があってそこでこの間、焼き芋とかを買ったんですけど。そういうちょこっと買いできるところは結構行ってますね。自転車を調達したのが冬だったんで、寒かったんですよね。だからあんまり乗り回せてないんですけど。それこそ前にまちびらきプロジェクトで行ったキャンプ場のあの辺りとか。もうちょっと暖かくなったら行きたいです。

―確かに、サンアメニティ北本フィールドのあたりは桜も綺麗だそうですよ

桜、ちょっと話ずれますけど絶対お花見したいと思って、さっき市役所の中でこれもらってきたんですよ。絶対に春になったらこの石戸蒲ザクラ、これ本当にすごい見に行きたいですね。自転車で。